JIMTOF2022開幕迫る③ 企画展示・特別展示で過去・現在・未来の技術と叡智を知る【PR】
最先端工作機械技術と国産初ジェットエンジン「ネ20」
11月8日に始まるJIMTOF2022(第31回日本国際工作機械見本市)では、企画展示や特別展示を通じ、過去、現在、未来のモノづくりを考察できるだろう。企画展示は工作機械メーカー4社が協力し、未来の工場を探求する内容に。特別展示は、国産初のジェットエンジン「ネ40」や現用の「V2500」が展示される。
【企画展示】
「最先端のものづくりの現在地とミライ ~工作機械と Smart Factory~」 (東新展示棟 東7ホール)
工作機械大手4社が自社のスマートファクトリーでの先端的取り組みを披露する。人手不足やグローバル競争の激化、脱炭素、デジタル変革(DX)などと国内製造業が直面する課題に対し、各社がいま考える解を示すものだ。
参加するのは、オークマ、DMG森精機、牧野フライス製作所、ヤマザキマザック。11月10日14時からは、企画展示ブース内で参加4社によるクロストークショーを開き、より深い解説を加える。
合わせて新鋭の工作機械で生み出された、機械ユーザーの日本発トップシェア製品も展示する。
【特別展示】
「歴史と伝統 技術と叡智 不可能を可能にする力 ~日本のジェットエンジン開発の歴史~」(南展示棟 南2ホール)
特別展示は世界の航空機産業の主要プレイヤーであるIHIが全面協力する。同社が新しいエンジンを生み出し、困難を乗り越えることの連続で培った企業文化は、戦前・戦中から現在に受け継がれているという。その原点にあるのが「ネ20」。海軍航空技術廠で開発し、東京石川島造船所(現IHI)で生産。1945年に日本初の純国産ジェット機「橘花」に搭載された。同社の「不可能を可能にする力」を「ネ20」からひもとく。